ページビューの合計

2011年12月21日水曜日

雄勝


雄勝に行って来ました。前回訪れてから1カ月。状況はどう変わっているかなと思っていましたが、ほとんど変化はありませんでした。
重機は休みなく動いていますが被災面積のあまりの広さに、何も変わっていないように見えてしまいます。




                    
奥に円錐形に見えるのが伝統産業硯館。その姿も道路からは見えなくなりつつあります。


登米市から来ている方がキッチンカーでランチを提供していました。







瓦礫の後ろに少し見えるのが雄勝小学校です。
石巻はまだまだこのような状況です。
時が経つにつれ、被災地のことが
忘れ去られてしまうのではないかと
危惧しています。時々発信していこうと考えています。
12月18日(日)三反走第1仮設集会所で 「収納改善プロジェクト」 の説明会を開催しました。 JIMネットさん主催の餅つきイベントと重なり、集会所周辺は大変な賑わいでした。 キャッシュフォーワークの堀込さんが作業概要と申し込み条件を説明している最中は
皆さん静かに聞いてくださり質疑応答も交わされました。
写真はその後のお茶会の様子ですが(^^;)

申し込み条件から漏れた方、ごめんなさい。作り方を教えますので是非トライしてください。

2011年12月17日土曜日

収納改善プロジェクト始動


先週からこのようなプロジェクトを開始しました。 仮設住宅は狭くて収納が少なくて大変という声をたくさん受けての活動です。 簡単な工事を3つ提案しています。 ① 押入れに棚を設置 ② 室内物干しと吊り棚 ③ 風除室内に収納棚を設置 ちょっとだけ電動ドリルでビス留めをしますが、ほとんど壁面に損傷を与えることなく 施行できます。 全世帯に施行することは出来ないので、今回は3つの条件のどれかに当てはまる方 限定で実施します。 喜ばれるんじゃないかな、と期待出来るプロジェクトなので、
どのような感想が聞けるか、早くも楽しみです!!

2011年12月12日月曜日

12/11 ゆずの香り

12月11日 仮設住宅団地で「ゆず搾り」を開催しました。
徳島県木頭 と 私達いしのまき環境ネットをつないでくれた
オーガニッククロッシングの出口さんがゆずとゆず搾り機をセットで贈ってくださいました。
丸ごと木製の搾り機に載せ、ギュッと押すと集会所内が一瞬でいい香りに包まれました。

およそ20名の方に参加していただきました。搾りたてのホットユズドリンク、ふろふき大根のゆず味噌添え、山形雑煮で楽しんでいただきました。
ゆずの香りがこんなに癒してくれるとは想像以上でした。
無農薬の皮はお風呂用に持ち帰ってもらい、丸ごとゆず活用の日でした。
ゆずの後は”せっかく集まれたし、自治会機能をどうするか相談しましょう”という話題提供もされていました。とても活気のある集まりで、自治会づくりもうまくいきそうな雰囲気でした。

岐阜県のハム工房「ゴーバル」石原さんとお友達の皆さんからプレゼントしていただいた
湯たんぽ&湯たんぽカバーも会場でお渡ししました。可愛いアップリケがされた手作りのカバーを見てお婆ちゃんは満面の笑みを浮かべていました。

私はお渡しするだけなのに、皆さんの笑顔や 「ありがとう!!」 の言葉を
代表して受けちゃっています。こちらこそ、ありがとうございます♡


何気なく置いていた私のカバンや上着はいまでもいい香りを漂わせています♪

2011年12月6日火曜日

被災地に希望のツリーが点灯



被害が甚大だった門脇町に希望のツリーが灯りました。
日和大橋からも見えるこのツリーは、鎮魂の祈りを捧げる場所として
石巻を飛び超え、(知るひとぞ知る)世界的に有名になった
「がんばろう石巻」看板の隣に設置されています。

真っ暗な被災の地に、明るく優しく灯る光は勇気を与えてくれています。
しかも、ツリーはどこから見てもちゃんと、空へと向かうように見える
角度で設計されています。


電力の供給はバッテリーに頼っているようでしたが、
なにやら作業をする男性二人組がひっそりと現れ、
追加作業をしていきました。
この二人、出来る事をやっているだけ、と本当に謙虚です。
頭が下がります。

2011年12月4日日曜日

長面湾


長面(ながつら)に行ってきました。ここは石巻中心部から車で40分くらいの場所。長面は被害がひどく町が海に沈んだと聞いていましたが、なかなか訪れる機会と勇気がなく、先日ようやく行ってみました。







長面湾に面して建っていたと思われる民家は激しい地盤沈下により今は湾の中にあるかのようです。残った基礎は水の中で9カ月を経て緑に変色していました。ひどい状況です。



市内中心部だけを見ていると復旧がどんどん進んでいるように思いますが、まだまだ大変な状況の所がある事を忘れそうになっている自分を戒めた日でした。