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2012年3月26日月曜日

北上支所が解体されています

北上支所が解体されています。
 重機の左に低い堤防が見えますが、その先はすぐ海です。

東側から見た支所。右に見える学校は吉浜小学校。
 北上川の目の前にあった支所の二階からは、太平洋と北上川が交わり、白く跳ねあがる
波しぶきや、鳥たちが一斉に降りたち水浴びをする姿を眺めることが出来ました。

大きな窓の手前にはテーブルとイスが設置され、脇には絵画が飾られている本当に素敵な空間でした。
今は鉄筋やアルミの部材が風に吹かれて
ガタガタと悲しげに 鳴っています。


 北上支所への道中、車が山積してあるところがあります。
 この光景が数百メートル続きます。
石碑が脇にあったので近寄って見ると
(縦に出来ません・・・)

「昭和八年三月三日 

大震嘯災記念 地震があったら 津波の用心

正六位勲六等四竃人通書」 とあります。 災害は60年で忘れられると何かの本に
書いてありましたが、昭和8年は東日本大震災から78年前。防災は忘却との
戦いでもあるのですね。

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